Acrobat 2020のサポート期限をお探しですね。

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Acrobat 2020/2017のサポート期限はいつまで?このまま使って大丈夫?

Acrobat 2020や2017のサポート期限を調べている方の多くは、「今使っているバージョンをこのまま使い続けていいのか」「サポートが終わると何が危ないのか」を知りたいのではないでしょうか。

AcrobatはPDFを見たり編集したり、電子署名をしたりと、仕事で毎日のように使うソフトです。

古いバージョンのまま放っておくと、自分だけでなく会社全体のセキュリティに影響が出ることもあります。

この記事では、Acrobat 2020と2017のサポート期限がいつまでなのか、古いバージョンを使い続けるとどんなリスクがあるのか、そして新しい環境に移るときに確認しておきたいポイントをわかりやすく解説します。

Acrobat 2020/2017のサポート期限はいつまで?

Adobe Acrobatの永続版(買い切り版)は、一度買えばずっと使える製品として販売されてきました。

でも、「ずっと使える」ことと「ずっとサポートしてもらえる」ことは別です。

セキュリティの更新や不具合の修正、技術サポートには期限があって、その期限を過ぎると安全に使うための更新が受けられなくなります。

特に会社や学校、病院などでPDFを日常的に使っている場合、サポート期限は単なる製品情報ではなく、情報セキュリティを守るための大事なチェックポイントです。

主な永続版Acrobatのサポート終了日は以下のとおりです。

Acrobat 2020については、当初「2025年6月1日終了」と案内されていた時期もありましたが、その後Adobeが期限を延長して、**2025年11月30日終了**という案内になっています。

実際の運用では、Adobe公式サイトや自社の情報システム部門が出している最新情報も合わせて確認してください。

| 製品名 | サポート終了日 | 備考 |
|—|—:|—|
| Acrobat Pro 2015 / Standard 2015 | 2020年7月7日 | すでに終了 |
| Acrobat Reader 2015 | 2020年7月7日 | すでに終了 |
| Acrobat Pro 2017 / Standard 2017 | 2022年6月6日 | すでに終了 |
| Acrobat Reader 2017 | 2022年6月6日 | すでに終了 |
| Acrobat Pro 2020 / Standard 2020 | 2025年11月30日 | 終了予定(または終了済み) |
| Acrobat Reader 2020 | 2025年11月30日 | 最新版Readerへの更新を推奨 |

ここで注意したいのは、**Acrobat 2017はすでにサポートが終了している**こと、そして**Acrobat 2020も終了期限が近い(または記事を読んでいる時点では終了済みかもしれない)**ということです。

PDFはメールに添付したり、Webからダウンロードしたり、取引先とファイルをやり取りするときによく使われます。

古いAcrobatが入ったパソコンが1台でもあると、組織全体のリスクにつながることがあります。

まずは自分のPCだけでなく、部署内の共有PCや持ち出し用のノートパソコンにどのバージョンが入っているかを確認しましょう。

サポートが終わった後も使い続けるとどうなる?

サポートが終了したAcrobatを使い続ける一番の問題は、**脆弱性(セキュリティの穴)が見つかっても、修正プログラムが提供されなくなる**ことです。

脆弱性というのは、ソフトウェアの設計や処理の不備によって、攻撃者に悪用される可能性がある弱点のことです。

通常、Adobeはセキュリティ上の問題が見つかるとアップデートを配布して修正しますが、サポートが終了した製品ではその対象外になります。

つまり、古いバージョンのままPDFを開き続けるのは、**鍵の壊れたドアを使い続けるようなもの**です。

PDFはビジネス文書として広く使われていますが、その一方で攻撃にも悪用されやすい形式です。

不正なプログラムを仕込んだPDFをメールで送りつけて、受信者に開かせる手口は珍しくありません。

もし脆弱性のあるAcrobatでそのファイルを開いてしまったら、ウイルス感染、情報漏えい、パソコンの乗っ取り、社内ネットワークへの侵入などにつながる可能性があります。

被害が自分のPCだけで終わらず、社内サーバーや取引先との共有環境にまで広がる点が大きなリスクです。

また、セキュリティ以外にも実務上の問題が起こりやすくなります。

新しいOSやブラウザ、クラウドストレージ、電子署名サービスとの相性が悪くなり、PDFの表示が崩れたり機能が制限されたりすることがあります。

さらに、監査やセキュリティチェックで「サポート切れのソフトを使っている」と指摘されると、是正対応が必要になる場合もあります。

特に個人情報、契約書、請求書、研究データなどをPDFで扱う環境では、旧バージョンの利用は単なる業務効率の問題ではなく、**管理責任に関わる問題**として考えるべきです。

Acrobat 2020/2017から移行するならどうする?

Acrobat 2017を使っている場合は、すでにサポートが終了しているので、できるだけ早く新しい環境へ移行する必要があります。

Acrobat 2020を使っている場合も、サポート終了日がはっきり決まっているので、期限ギリギリに慌てて対応するのではなく、ライセンス数や利用者、業務の流れを整理したうえで計画的に移行することが大切です。

PDF編集や電子署名、ファイル変換などを仕事で使っている場合、単純にソフトを入れ替えるだけでなく、今使っている機能が新しい環境でも問題なく使えるかを確認しておくと安心です。

移行先の選択肢

移行先として一般的なのは、**サブスクリプション版(月額・年額払い)のAdobe Acrobat**です。

サブスクリプション版は常に最新バージョンを使えるのが大きな特徴で、永続版のように「数年後にまたサポート終了を迎える」という管理の手間を減らせます。

会社や学校など複数台で運用する環境では特にメリットがあります。

加えて、クラウド連携、スマホアプリ、オンラインでのPDF編集や共有、電子サイン機能など、最近の働き方に合った機能も使いやすくなります。

一方で、すべての人に有料版Acrobatが必要とは限りません。

PDFを見るだけなら、**最新版のAdobe Acrobat Reader(無料)**を使う選択肢もあります。

編集、結合、変換、OCR、電子署名の依頼、セキュリティ設定などが必要な人にはAcrobat ProやStandardを割り当てて、閲覧中心の人にはReaderを使ってもらうなど、用途別に整理するとコストを抑えられます。

組織で導入する場合は、誰がどの機能を使っているのかを確認して、必要なライセンスだけを適切に割り当てることが大切です。

移行前に確認しておきたいこと

移行をスムーズに進めるために、以下の項目を事前に確認しておきましょう。

– 今使っているAcrobatのバージョン、台数、利用者、OSを確認する
– PDF編集、変換、署名、OCRなど、実際に使っている機能を洗い出す
– 有料版が必要な人と、最新版Readerで足りる人を分ける
– 社内システムや業務アプリとPDF機能の連携がある場合は事前に検証する
– サポート終了日より前に、購入・検証・展開・旧版削除までのスケジュールを組む

特に法人で使っている場合、購入手続きや見積もり、稟議、インストール作業に時間がかかることがあります。

サポート終了の直前に対応を始めると、ライセンスの手配や端末への展開が間に合わず、一時的にサポート切れの環境が残ってしまう可能性があります。

余裕を持って準備を進めることが、安全で無駄のない対応につながります。

旧バージョンを安全に整理するための実務ポイント

Acrobatのサポート終了対応では、「新しい製品を入れる」ことだけに意識が向きがちですが、**旧バージョンを残さないこと**も同じくらい重要です。

新しいAcrobatを導入しても、パソコンの中に古いAcrobatやReaderが残っていると、利用者が間違って旧版でPDFを開いてしまう可能性があります。

特に複数のPDF関連ソフトが入っているPCでは、既定のアプリ設定によって古いソフトが起動することもあるので、インストール後の動作確認まで行う必要があります。

バージョン確認の方法

まずは、各パソコンでAcrobatのバージョンを確認しましょう。

Windowsではアプリ一覧やAcrobatの「ヘルプ」メニューからバージョン情報を確認できます。

MacでもアプリケーションフォルダやAcrobatのメニューから確認できます。

組織で管理している場合は、資産管理ツールやエンドポイント管理ツールを使って、Acrobat 2017、Acrobat 2020、Reader 2017、Reader 2020などが残っていないかを一覧化すると効率的です。

運用ルールを決める

次に、移行後の運用ルールを決めることが大切です。

たとえば、

– PDF閲覧は最新版Reader
– PDF編集はサブスクリプション版Acrobat
– 電子署名は承認済みサービスを使う

といったルールを明文化しておくと、利用者が迷いにくくなります。

また、今後同じ問題を繰り返さないために、ソフトウェアのサポート期限を定期的に確認する仕組みも必要です。

Acrobatに限らず、Office製品、ブラウザ、OS、セキュリティソフトなどもサポート期限があり、期限切れの放置は共通したリスクになります。

サポート期限は継続的に見直す

最後に、サポート期限は一度確認して終わりではなく、**継続的に見直す情報**として扱いましょう。

Acrobat 2020のように、サポート終了日が当初予定から延長されるケースもありますが、延長されたからといって古い環境を長く使い続けてよいという意味ではありません。

延長はあくまで移行準備の猶予と考えて、早めに最新版への更新計画を立てることが安全です。

まとめ

関連記事として「Acrobatのバージョン確認方法」「Adobe Acrobat ProとStandardの違い」「PDFセキュリティ対策」などもあわせて確認すると、自社や自分の利用環境に合った判断がしやすくなります。

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